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2006年11月17日 (金)

エッシャー展

人間ドックの後、時間が中途半端だったので、17:00以降割引のチケットで行って来ました、エッシャー展。

おっもしろかったー!
もともとエッシャーは芸術家というより、数学者とか、科学者よりの人だとは思ってたんですが、予想どんぴしゃ。
ほんとに変で、面白い視点、着眼点の人ですよ。
20代で、蛙の目線で自分の自画像書くかー、普通!
バッハの音楽を図形化(作品:「図式化されたJ.S.バッハの平均律」)しちゃったり、「でんぐり でんぐり」なんつう、愛嬌のある架空の生物作っちゃったり。

代表作である、「物見の塔」「昼と夜」は見事でしたが、その作品にいたるまでのエッシャーのたどった経過と秀作がまた楽しい。

普通の画家の秀作を見てるって言うより、生物学者や数学者の論文の前段階研究ノートを見てるようで、かつ変なことを真剣真面目に考えてて、すごく面白いんですよ。

そして、出来上がった作品が、数学的に幾何学的に美しい。
「円の極限 IV(天国と地獄)」みたいなある意味とても暗喩的な作品もありました。
しかし、戦争でイタリアを離れなければならず、風景から心象とか内面的な方向に進んだことがエッシャーの世界を作り上げたというのはある意味皮肉といえば皮肉かなあ。

あと、今回斬新だなと思ったのが、音声ガイドがニンテンドーDS Liteだったんですよ。
一気に情報を取得するのは音声より文字情報のが軍配が上がりましたが、音声&画像の同時説明で面白かったです。
普通の絵画の展覧会とはまったく違った感想を持ちましたが、ものすごく面白かったのには間違いないです。
余裕があったら、またいきたいですね。

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